1 :Egg ★:2019/12/07(土) 06:56:57 ID:2ZTQFpFn9.net
毎年、流行語大賞を生温い温度感で見つめていた筆者。今回、原稿を書くにあたり、調べてみたところ思うところが多々あった。(取材・文/フリーライター 武藤弘樹)
毎年なんとなくちょっとしたお祭りとなって騒がれる流行語大賞が今年も決定した。年間大賞に「ONE TEAM」、トップテンに「計画運休」「軽減税率」「スマイリングシンデレラ/しぶこ」「タピる」「#Ku Too」「○○ペイ」「免許返納」「闇営業」「令和」、そして選考委員特別賞に「後悔などあろうはずがありません」が選ばれた。
この度編集部から「流行語大賞について何か書いてみてください」という若干無茶ぶり気味な、しかし捉えようによってはやりたい放題が許される企画をもらったので、普段あまり自分発信の意見をベースに据えた記事を書かない筆者ではあるが、取材をする必要がないのは大変楽でありがたいし、いい機会なのでぜひ流行語大賞について書き散らかしていきたい。
● 世相が大好きなマスコミ 流行語大賞が盛り上がりを見せる理由
まず、筆者のスタンスをしかと伝えておいた方がフェアかと思うので最初に表明しておくと、“流行語大賞”については毎年やや痛々しい思いで眺めている。選出される言葉はどれも「その年流行した」とは言い難く、しかしそれを流行語大賞と冠して授賞してしまうところに世相とのズレが見られる感は否めない。
中年の男性が無理をして若者言葉を使おうとし、しかしその言葉はすでに古くなっていて当人だけがそれに気づいておらず、ついていけていないおじさんの悲しい感性が露呈するという悲劇が今日も日本のどこかで目撃されているのであろうが、あの痛々しさと同種のものを流行語大賞に感じるのである。
そもそも毎年なぜあれほど流行語大賞は盛り上がるのか。
個人的には流行語大賞発表は「遠くの方で花火が上がっているなあ」「今年の花火はあんな形だったんだなあ」という感じで、おそらくほとんどの人がこれくらいの距離感ではなかろうか。熱心に花火打ち上げ会場まで足を運んで楽しみにする人はどれくらいいるのであろうか。
ひとつ可能性を推測するなら、本稿を含めてマスコミは世相を扱うのが好きなので、それをもろに扱った“流行語大賞”という花火会場に足を運ぶ客層はおそらくマスコミがメインであり、花火を見たマスコミがこぞってああだったこうだったと取り上げる結果どのニュースも流行語について触れるので、世の中的に結構盛り上がっているように感じられるのかもしれない。
確かに、繰り返しになるが本稿の企画があった段階で筆者は「取材なしの記事が書ける、楽できるぜ、ラッキー」と思ったことは事実であるからして、流行語大賞はマスコミにとっておいしいネタ、燃料なるありがたき存在に違いない。本稿も加担する流行語大賞の盛り上がりは、マスコミのそうした思いが積み重ねられて出現する、実相とは食い違った砂上の楼閣のようなものなのかもしれない。
つづく
12/7(土) 6:01 ダイヤモンドオンライン
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191207-00222742-diamond-soci
59 :名無しさん@恐縮です:2019/12/07(土) 07:26:13.90 ID:O+xhOtkn0.net
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